製作コラム– category –
バイオリン製作に関する寄稿を掲載しています。
各会員が日々の製作から発展させた見解や知見などを記事としています。
なお著作権は著者に帰しますので転載はご遠慮いただきます。
また各記事はあくまでも会員個人の見解であり、研究会としての統一見解を表明するものではありませんことをご理解ください。
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製作コラム
【バイオリン製作するにあたっての型について】 文:小嶋正三
展示会に向けて、バイオリンを製作していると、いろいろな小さな壁や選択を迫られる。実は初心者がバイオリンを自分のみで製作することは難しい。最近はブログやYouTube 等で様々な方法が公開されているが、それを見ただけで製作すると途中で挫折する。 な... -
製作コラム
【オイルニスの風景】 文:小嶋 正三
コロナ感染騒ぎより、弦楽器フェアが中止となり、秋の研究会(会員限定)も中止となった。そのため、ZOOMによる研究会に変えたが、こういう方式に慣れた人が少なく、ごく一部の人と役員だけとなり、開催する意義もなくなってしまった。 本来ならば、研究会... -
製作コラム
表裏板材について 文:菅沼利夫
今回のバイオリンはベルゴンツイ1732年の画像から取ったモデルで、表板を3回作り直しました。佐藤さんがお話されていた様に、バイオリン作りには、特に、表板の質量比:比重が重要なポイントと理解しています。表板の比重(重さを体積で割る)は、一般的に良... -
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手作りのすすめ『部品の製作』 文:前島隆生
手作りのテールピース(ヒルタイプ) 裏板用のメープルは美しい杢目を持っていますね。端材でも立派な部品が作れますので、是非挑戦してみては如何でしょう。別紙図面をよく見て以下の手順で作ってみて下さい。冶具の作成は必須なのでかなり手間ですがしっ... -
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バイオリン作りの面白さ 文:前島隆生
17世紀中頃に形態が決まり、18世紀後半くらいまで幾多の名工が出現致しました。その時代の作品が現在オールド名器として大活躍している事はご存知の通りです。 さて私たちはなぜバイオリン作りを続けているのでしょうか?きっかけとなった動機はいろいろ有... -
製作コラム
パーフリングの製作 文:下田裕一
基本的に私は過去の歴史を紐解いたり、300年前の製法を~などとはあまり考えていません。逆に、今のような精密測定具等が無くてもあの製作レベルの楽器が作れたのだから、せめて見た目くらいは同等の物が作りたい、作れるはずと思っています。 今回のパーフ...
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