【製作者紹介】野田脩次さん

東京在住のお姉様との知り合いという偶然から、世田谷区等々力に工房のあったある製作者の先生と知り合うと事になったのがきっかけで、この道にどっぷりとつかることになってしまったのです。

以来、全国各地に転勤するたびに、その地域の製作者の門を叩き独学で作り始めました。いろいろな方たちとも知り合い、例えば、徳島に行ったときには香川県の現会員、対馬貞夫さんともお会いしていたとのことです。

その当時、日本弦楽器製作者協会にはそうした方々と楽に入会できたそうで、弦楽器なら何でもよく、三味線から胡弓や二胡、あるいは沖縄の三線からギター、リュートなどの製作者まで、幅広く、会員がいたのだそうです。その頃、同協会には「昭和の親方」として有名な無量塔蔵六さんや陳昌〇さんたちとも活動し、そして定年以降は故郷の伊豆の国市のご自宅工房でひたすら製作に励まれました。

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